11日の返還を先送り=嘉手納管制、通知取り消し−国交省(時事通信)
11日に予定されていた沖縄県・米軍嘉手納基地航空管制業務(嘉手納ラプコン)の日本側への移管が先送りされることが4日、分かった。同日までに日米両政府間の最終的な合意が得られなかったため。国土交通省は5日にも、返還を11日にすると記載していた「航空路誌」の通知を取り消す。
嘉手納ラプコンをめぐっては、両政府が3月末までに移管を完了することで合意済み。日本政府は月内の返還を実現するため、米側との協議を続ける。
両政府は2004年の合同委員会で管制業務の移管計画に合意。日本側管制官の訓練の遅れで予定を1度延期した後、改めて10年3月までに移管を終えることで08年に合意した。
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