<普天間移設>政府案の調整4月にずれ込み 官房長官見通し(毎日新聞)

 平野博文官房長官は30日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先の政府案に関し、外国訪問中の岡田克也外相が4月2日に帰国し次第、首相と外務・防衛など関係閣僚による会議で調整する意向を示した。鳩山由紀夫首相は政府案を3月中にまとめるとしていたが、数日ずれ込む。

 平野氏は会見で「(岡田氏の帰国後の調整は)当然、必要だ」と述べ、「5月末に何らかの結論を出すと言っており(3月末に政府案をまとめるのは)本質論ではない」と説明した。鳩山首相も30日朝、首相公邸前で記者団に「1日2日、数日ずれることは何も大きな話ではない」と語った。【横田愛】

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